自己破産による債務整理について説明します

自己破産による債務整理について

自己破産による債務整理について

自己破産は、自分の財産や収入だけでは債務(借金)を返済することができなくなった場合、債務者の財産を換金して債権者全員に公平に支払い、債務者の債務を帳消しにする手続きのことをいいます。自己破産は借金を帳消しにすることで、新たな生活をスタートしてもらう(経済的再生の機会を与える)ために、法律によって与えられた権利です。

自己破産には個人と法人の場合がありますが、前者では裁判所へ申し立てて「免責」を受ける必要があります。

債権者が早い者勝ちで返済を受けることを認めると、債務者に対して執拗(しつよう)な取り立てを行う恐れがあることに加えて、債権者間で不公平が生じてしまいます。また、親しい債権者に対して優先的に返済をするという場合も同様に不公平が生じてしまいます。そこで、裁判所が関与することによって、公平な弁済を実現させるわけです。

自己破産を申し立てるには、「支払い不能の状態」という要件を満たす必要があります。要するに、借金の総額や収入を考慮して、どうしても返済できない状態であると裁判所が判断した場合です。

なお、自己破産により全財産を失うと思う人も多いようですが、生活に必要な家財道具(テレビや冷蔵庫など)は処分されません。処分の対象となるのは、20万以上の価値を有する財産(※不動産や株式など)です。